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野ニハウ

数多の命に魅せられて。神石高原町に移住しました。Love Universe。

山に行く

このブログは過去の趣味的野草生活を書き残しておくために最初始めたわけだけれど。

なんやかんやしていく内に神石高原町への移住が決まり、仕事も決まり、過去を記すより今の生々しさの方が真実味があるのでゆっくりとだが更新して行こうと思う。

自然暮らしがしたいと色んなものを放り投げて動き始めたのがおよそ3年前。

簡単には行かなかった。ここもダメあそこもダメで転々とした。

けどその頃抱えていたもんもんしていた気持ちはそぎ落とされて今は微塵もない。

無かったから移住が叶ったのかも知れない。

 

どうして神石に来たんですか?と問われても受け入れてくれたのがここだったという感じ。

開いたドアが神石行きだっただけ。

越してきて20日程経つけれど、毎日が鮮やかで味わい深い。

寂しくないかと問われることも多いけど、寂しくはない。

インフルで気絶している最中でも何の不安もなかった。

命への信頼。これに尽きる。

 

日常のこまごまとしたことはひまひまにぼつぼつと書き記していくことにする。

 

からすのえんどう

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からすのえんどう。マメ科ソラマメ属。越年草。

原産地はオリエントから地中海地方。栽培されていたという考古学資料が残っていることから、こちらも元々は野菜の一つ。

 

野草食を始めたころ埼玉の街中で見つけて食してみたもの。

この時は花が咲いている先を摘んでスープに入れた。

おひたしや和え物、天ぷらにしても良い。

 

このからすのえんどう、花以外にも蜜を分泌するところがあり写真で分かるようにアブラムシがくっついている。

あとアリやテントウムシの幼虫もいる。

私は最初気付かずに摘んでさっと洗って使ってみたのだが、スープに茹であがったアブラムシを見つけてしまった。

ちゃんと美味しくいただいたのだが、次からはよく確かめてから使うことにした。

 

今いる場所でも空に向かってか細い手を伸ばしている。

花が咲くころまた摘んで美味しくいただこうと思っている。

 

 

 

 

 

 

実家の庭とウシハコベ。

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うちの実家の南側の庭。昔は全部畑にしていた。

中央奥にはウドの森()

ここにはウシハコベを筆頭に、ウド、うるい、行者にんにく、つゆ草、カキドオシ、茗荷、カラムシが生えている。

特に重宝するのがこれ「ウシハコベ

 

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炒め物、和え物、汁の実と大体のものに使え、生ではちょっと青臭さはあるけれど特に癖もなく万能といってもよい。

乾燥してお茶、塩と混ぜて歯磨き粉としても使えます。

新潟では春から雪が降る前まで収穫できるから青物が欲しい時はもっぱらこれだった。

私はエネルギー的な観点からあまり薬効とか栄養とか考えずに使っていたけど栄養は豊富。

たんぱく質、カルシウム、鉄、ミネラル、ビタミン類(A,B.C)、サポニン酵素などを含みます。

効能は血液浄化、痛風、関節炎、皮膚炎、脂肪を溶かし排出するなど。

 

実は今日も道端でウシハコベをちょっと摘んできました。

道端はいろんな意味で際どい場所ではあるけれど、洗えばなんとかなるでしょ(笑)

広島は西にあるだけあって時期が早い。

今夜の夕飯の一品に加わる予定です。

野に這う。

野草を食べるということを本格的にはじめて1年と半年くらい。

20代の頃から食品添加物、人工的な食べ物に疑問を持ち始め自然食に手を付けるようになる。興味が深まる時期と浅くなる時期を重ね、さらに20年余年たってここに到る。

その間に世の中でも食に対する関心や情報の拡散が増え、食の多様化が広がった。

私も自然食にはまりお肉、砂糖、小麦粉、乳製品を断っていた時期もある。

今は偏らないという考えがあるので基本的には大体何でも頂いている。

 

私自身はもともと新潟の田舎で兼業農家の育ち。

なので普通に山菜や野草に触れることは多々あった。

だから野草をメインに持ってくることに関してははっきり言って抵抗がなかった。

何より自然と自分の命だけで育っている「命の濃い食べ物」を食べてみたかった。

でも同じ所の生まれでも私の親族に肯定派はいない。

「みっともない、恥ずかしいからやめなさい」って意見の方が多かった。

それでも田舎の農家だから野菜は育ててる。山菜は採取する。なければスーパーで買う。

雑草なんてって考えが強くても仕方のない所はある。

人生の流れ的な事からも自分の中に作られた常識も壊して先に進みたかった。

野草食もそのうちのひとつになる。

 それにしても採取生活に慣れてくるとスーパーに行くことが減るので、広島に来て街中に住んでいる今でも買い物に行くと戸惑う(笑)

ほんとに何を買っていいか分からなくなる。目が回る。

そんなにあれこれ食べなくても体はしっかり維持できる。逆に食べ過ぎる方が体に悪い。

だから必要なものだけ少し買って退散する。

 昔みたいに50リットルのリュックいっぱいに食材を買って毎日御馳走を作るってことはとうに無い。

 

こんな感じで始まったダイアリー。

去年から今年にかけて採取した野草や山菜、その他日常のもろもろを交えつつ、ゆるゆると綴っていく。