野ニハウ

数多の命に魅せられて。神石高原町に移住しました。Love Universe。

慌ただしく過ぎた1年

小さな庭から眺める小さな景色の中にふわりふわり舞っていた雪が

少しずつ下の田に自生するガマの穂の旅立ちに変わってまいりました。

温もりを蓄えた日差しの下、枯れ木立を背景に、時に絡まりながらそれらは舞って

音や時を失った空気の中、静かな思いで眺めていました。

 

そして、道に厚く凍りついていた氷の板も日々緩められ

天然のスケートリンクさながらな道を走ることもなくなりました。

 

昨年の春、こちらにきて休む間もなく仕事を始め慌ただしい毎日を送っていたのですが

自分の為に安定した仕事を辞め、小さくパートをすることになりました。

ストレスフリーであることが自分の良さを発揮しやすくなるための要であったことを

今更ながらに気付きました。

知らない土地でおばちゃんが1人で生きるって結構緊張します。

慣れるまでの時間、そしてどのくらいの知人、友人が増えるんだろう

何もかもゼロなので全部増えて行くだけなのですけど。

 

そしてもう春です。

氷と雪に閉ざされれた地も畑も綺麗になって

未だ何者になるか分からない緑の二葉がちらちら野に這い始めました。

冬の間に固まって溜めこんだものは春の始まりとともに昇華していくことと思います。

 

どこまで体が気力が続くのかは分からないけれど、また野に這って野に遊ぼう。